2014年12月5日金曜日

RoundFlash Dish

RoundFlash Dish




Amazon US では、2014年10月後半から販売している。


Amazon JP でも「表示」されるが、在庫は無いようだ。(2014/12/11 記載)
(いずれ、国内でも販売されるのだろう。)

2014/12/13 Sat.
Amazon JP 在庫あり。 9600円。
製造元に注文すると、
単体価格 59€ 国際送料 7€ 合計 66€
9600円なら、良心的な価格だ。
ただし、2個以上購入の場合、Poland からの送料が無料になる。
59€ x 2 = 118€ ≒ 17200円


RoundFlash Ring も「期待に違わぬ製品」だったこと、国外発送も迅速であったことから、
今回、何の不安もなく、製造元から直接取り寄せた。


2014/12/01 Kraków, Poland へ注文


2014/12/09 到着


Took just 8 days from Poland to Japan

収納袋は RoundFlash Ring よりも 「丈夫な」生地である。
鮮やかな「黄色」は、好みが分かれるところだろう。

収納状態での直径 18cm

収納状態での高さ 5.5cm

一見、「配送途中に曲がってしまったのではないか」と勘違いした。

下方のチューブが僅かに屈曲していることが、
円錐の形状を保持するための「ギミック」である。

良いアイデアではあるが、もう少し「美しい構造」にできないものか?

RoundFlash Ring と異なり、円の中央の円錐斜面に照射し、さらにその光を拡散するので、
ドーナツの各方向において光量がほぼ均一である。

気に入った

1. 軽い。 小さく収納できる。 
2. ほぼ正円。 ホットスポットが生じにくい。
3. (今のところ)所有者が少ない。 希少価値。



気づいたこと

1. 色相が「青色(あるいはシアン)へ(わずかに)偏位」する。

軽症の「青かぶり」である。
RAW 撮影なら現像時に調整するだけだが、JPEG 撮影の場合、撮影前・撮影対象ごとにホワイトバランスを調整しておくことが望ましい。わずかなことだが残念な点だ。
紗幕(ディフューザ)素材の特質によるものであろう。クールに見えて、良い場合もある。


2. 光量ロス

スピードライト直射と比較し、1.5 ~ 2 段程度の光量ロスがある。ソフトボックスでは当然のことであり、驚くにはあたらない。が、1段程度の減光で済む、と期待していた。
フル発光させることはめったにないので、実用上困ることはない。




FStopper flashdisc と比較

1. 収納サイズは FS が小さい
2. 重量も FS が軽い
3. 使いやすさ(袋から出して、speedlight に装着するに必要な時間)ははぼ互角
4. FS は、自立姿勢に難あり(きちんと広がらない)、発展途上と思う。
5. 光源サイズは RF が圧倒的に大。
6. 光量ロスは同程度。
7. FS 裏面の whitebalance は、「余計な世話」と思うことがある。
8. 価格は FS が安価だが、(日本への)送料を考慮すると、ほぼ互角


使用目的がやや異なるかもしれないが、可搬光源としての性能・便利さにおいて、
私は、RoundFlash Dish に軍配を挙げる。

どちらか迷うなら、RoundFlash を推奨。

余裕があれば、FS FlashDisc x 2、RF Dish x 2 を持ち歩くと良い。
4台合計で $240 だ。たいした額ではない。


Amazon.us における価格・評価数 (2014/12/12)



RF Dish には、コメントゼロ。
一方 FS FlashDisc には、50以上のコメントがあり、その評価点平均は 4.5 pts

米国購入者は
・ 低価格であることが絶対条件 なのか
・ (米)国産品を積極的に購入しようとしているのか?